〜東京ひとり遊び女子〜ひるま夜子の感情LOG

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「ヘッダ・ガーブレル」劇國新人会公演へ遊びに..💖

こんにちは、ヒルマヨルコです🐈‍⬛

12/23 14:00

劇國新人会さんによるヘッダ・ガーブレルを見に行ってきました✴︎

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場所は上野駅「上野ストアハウス」です。


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線路沿いを真っ直ぐ歩き続けること10分ちょっと..

 

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看板は控えめ(╹◡╹)

外観はthe•普通のビルといった感じでした。

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このビルの地下がストアハウスでした。

 

最初私は自信が無かったので写真撮影をじっくりしながら他のお客さんを待ち先に入ってもらいました笑

 

まずチラシのビジュが良い🙆

私は結構チラシのビジュアルに釣られて公演を見に行ってしまいます^^;

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↓↓ここから感想とネタバレ(?)です↓↓

 

公演を見終えた後、観客の若い男性4人組が席を立ちながら、「主人公のヘッダ結局なにがしたかったの?」「わかんなかった」と話しているのが聞こえてきました。

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私にはヘッダの心情はとても共感出来る部分が多いと感じていただけに驚きを隠せませんでした(°_°)

これが男女の分かり合えない壁なのだろうか___!?とヘッダ側の心境で呑気な夫イエルゲンを眺める様に男性4人組を見つめたものでした。

 

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「ヘッダの破壊的な行動について_____。」

 

ヘッダという女には過激な顔が隠れています。同じ学校の下級生エルヴステード夫人のちぢれ髪に火をつけると発言したこともあり、エルヴステード本人からとても恐れられていました。

エイレルト・レェーヴボルクに銃口を突きつけた事も。(撃ちませんでしたが)

 

ヘッダは常に退屈していました。そして他人の人生を美しく一変させてみたいという願望を持っています。それは大抵とても悪い方向へです。その理由は、ヘッダがそれしか知らないからです。もっと詳しく言えば、ヘッダには秀でた才が何も無かったからです。

ヘッダは「美しく勇敢に」他人の人生を変える事に執着していました。それはまるで“エイレルト・レェーヴボルクを真人間に変えたエルヴステード夫人の様に”です。

私の予想ですが、ヘッダはとても嫉妬深くプライドは高いですが実は自己肯定感が低いのではないでしょうか。その裏付けにエイレルト・レェーヴボルクが自殺ではないと発覚した時、ヘッダは「私の触れたものは皆下劣な汚いものになってしまう..!」みたいな事を感情的に叫んでいます。

ヘッダはエルヴステード夫人のように誰かの背中を押したりアイデアを産む女神になることにはからっきしであり、壊す・燃やす・隠すことだけが彼女の持っている手段でした。イエルゲンがエルヴステードと親しそうにすることを最初から過剰に嫌悪していますし、エルヴステード夫人に対してかなり嫉妬心を募らせていた事でしょう。

 

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「ヘッダの性格______。」

しかしそんな過激な彼女ですが、性格はとても臆病な様です。銃を発砲はしても誰かを傷つけたことはありませんし、エルヴステードの髪ももちろん燃やしていません。やったのはエイレルト・レェーヴボルクの原稿をこっそり燃やした事だけです。しかもそれを知っていたのは自分にほの字な夫イエルゲンのみ。燃やした理由もイエルゲンのために燃やしたとそれっぽい理由をつけてまた隠しています。警察に捕まるかもしれないと知ったヘッダはとても恐怖している様子でしたし、あくまで高みの見物で人の人生を狂わせたかったのかもしれませんね。

 

 

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「ヘッダは本当は誰が好き_____?」

ヘッダは恋多き美しい娘です。登場人物の中ではエイレルト・レェーヴボルクに三角関係のブラック判事、そして夫イエルゲン。多種多様な殿方を虜にしています。

そんなモテモテのヘッダですが、誰に恋をしていたのでしょうか?

この答えはヘッダ自身にも分からないのかもしれません。しかし、私なりに憶測するのであれば夫イエルゲンを愛していたと思います。

正確には、「自分を愛しているイエルゲンを愛してる」といった感じでしょうか。

私の身の回りにも自滅的な恋愛をしており常に恋人のいるタイプの女性が最終的に真面目でおとなしい感じの男性と落ち着くという事が実によくあります。これはおそらく、いい加減穏やかな生活がしたい。安定が欲しい。という疲れ果てた結果であり、また、プライドの高い自分をチヤホヤしてくれて自己肯定感が満たされているため心に余裕が出来ることが理由なのではないでしょうか。

そんな女性達を見ていると、ヘッダがイエルゲンと結婚した事になんの不思議もありません。

最終的にはそのイエルゲンがヘッダの自殺の引き金になる訳ですが__。

 

 

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「ヘッダ自殺の理由_____。」

ヘッダの自殺の引き金ですが、これは私が思うにブラック判事ではなくイエルゲンの言動にあったと思います。イエルゲンはエイレルト・レェーヴボルクと2人きりになる事を“良くない”と心配していたにもかかわらず、エルヴステード夫人との仕事に夢中になっていた時には全く興味がないといった様子でブラック判事に相手してもらえと言い退けています。これはエルヴステードに対して嫉妬心を抱いていたヘッダの高いプライドをへし折りました。そして最後は2人の仲をいっそ取り持つような仕草を見せ、己の無力さに涙を流し、銃口で自身を撃ち抜きました。

この時、ヘッダはこめかみを撃ったのでしょうか?胸を撃ったのでしょうか?もはや分かりません。

 

 

以上が私のヘッダに関する心理的な考察です✴︎私は新人会さんでのヘッダ・ガーブレルしか見たことはありませんがこの物語を見て余韻がすごく残っています。本当に素晴らしい舞台でした^ ^

 

ブログの初投稿に相応わしいオトナの東京散策でした.・。