〜東京ひとり遊び女子〜ひるま夜子の感情LOG

✴︎ひとり遊びで充実した毎日を✴︎出かけ先の記録や今の気持ちを綴る場所

生産性のない自分が許せない

皆さんこんにちは、ヒルマヨルコです

 

私は現在長引く風邪で仕事をお休みしております

こんな時、湧き出てくるものというのが

 

「生産性のない自分嫌だなぁ」という負の感情なのです

 

仕事を休むヨルコ

これはね、もう毎回陥る現象なんです笑

 

「職場の人に迷惑がかかる」

「お金が心配」

 

という諸々の不安ももちろんあるのですが、そんなことより何より、

何もなし得ていない自分への無価値観の方が圧倒的にしんどい..

 

こんな気持ちだから休日を貰っても気が休まらないんですよね

悪化するとワークホリックになっていくのだろうなと..いえ、

もうなっているかもしれません笑

 

同じ現象に陥る方は私と同じで根底には生真面目さと自己肯定感の低さが隠れているかもしれませんね

 

だってただの真面目だったら周りの心配を優先するはずなんですよね

私の場合は自分に生産性がないということに落ち込んでいるので、自分本位な問題、おそらく完璧主義のようなもので納得いく状態じゃない自分との向き合い方が上手じゃない人間なんだと思っています

 

こんな時はなるべく甘いスイーツを贅沢してコンビニで買い込み、今まで溜め込んでいた映画を配信サイトで一気見しながら存分に食らって過ごしています笑

 

そして入りたいと思ったら何度もお風呂に入ります

 

正直家にいてもね、やらなきゃいけないことって山ほどあるんですよ

ただやりたいことも山ほどあったはずなのに、いざ暇を得るとそれが何だったか思い出せないんです

この現象もまた不思議ですよね__。

仕事中は次の休みあれやろう、これもやろう、って思って過ごしているくせに、

いざ帰るとただアニメ見てYouTubeみて風呂入って寝ている自分がいる

 

寝る前の読書はどうした__?

 

瞑想はどうした__?

 

書類の整理はどうした__?

 

これもまた完璧じゃない自分への不要な圧力なのでしょうね汗

日頃から小さな小さな自分との約束が破られるたびに、自分のことを少しずつ嫌いになってしまうのだと思います

 

しかしそれは逆も同じことですよね

 

自分との小さな約束を守って少しずつ自信を得られるはず☆*:.。.

(破っちゃった時の方がダメージ大きいのが腹立つけど怒)

 

とにかく私は身体を休めて風邪を治さないといけないので、ベッドで映画を見ながら寝落ちします

おやすみなさい🌛

流山児事務所「田園に死す」ザ・スズナリ劇場 見てきました☺️

皆さんこんにちは、ヒルマヨルコです🌟

 

2024年3月21日木曜日、流山児事務所によるザ・スズナリでの公演「田園に死す」を見てきました☺️

 

田園に死す」イメージ画ヒルマヨルコ

 

主人公シンジと隣の綺麗な奥さんを私なりに描いてみました。

 

夜の下北沢、スズナリ劇場、雰囲気が素晴らしい。田園に死すに相応しい舞台でした。

 

 

夜のスズナリ劇場

 

近くの美味しいお蕎麦屋さん「正音ーshoune-」で夕食と日本酒を堪能し、へべれけで挑みました。後から思えば正気で挑む場所でもないので丁度良かったのかなと思いましたね。

 

下北沢らしいというか、下北沢の中でもアンダーグラウンドと言いますか、まさに異世界に引き込まれた一夜でした。

 

今回、流山児事務所の舞台初見となるわけですが、劇中は役者の本名暴露や下北沢を扱ったメタい発言連発で劇と現実との区別も曖昧になる笑い連発でしたが、突然引き摺り込まれるシリアス展開に休む間もなく(実際に休憩無しでしたが笑)見切った2時間15分なのでした。

 

場面展開が暗転してから素早く、神業です。

流山児事務所恐るべし。

 

映画「田園に死す」1974を舞台を見た後にU-NEXTで鑑賞しましたが、比較して見ても舞台はてんこ盛りでしたね。

 

登場人物もかなり多く描かれていましたし、シンジのその後について新しい解釈が加わっていました。個人的には少年探偵団が追加キャラクターとしていい味を出していたように思います。

 

寺山修司の世界をもっと知りたくなったので、U-NEXTで「さらば箱船」を鑑賞しようと思います。

 

また有意義な東京遊びをしたらブログ書きますね、さよなら!

「ヘッダ・ガーブレル」劇國新人会公演へ遊びに..💖

こんにちは、ヒルマヨルコです🐈‍⬛

12/23 14:00

劇國新人会さんによるヘッダ・ガーブレルを見に行ってきました✴︎

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場所は上野駅「上野ストアハウス」です。


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線路沿いを真っ直ぐ歩き続けること10分ちょっと..

 

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看板は控えめ(╹◡╹)

外観はthe•普通のビルといった感じでした。

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このビルの地下がストアハウスでした。

 

最初私は自信が無かったので写真撮影をじっくりしながら他のお客さんを待ち先に入ってもらいました笑

 

まずチラシのビジュが良い🙆

私は結構チラシのビジュアルに釣られて公演を見に行ってしまいます^^;

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↓↓ここから感想とネタバレ(?)です↓↓

 

公演を見終えた後、観客の若い男性4人組が席を立ちながら、「主人公のヘッダ結局なにがしたかったの?」「わかんなかった」と話しているのが聞こえてきました。

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私にはヘッダの心情はとても共感出来る部分が多いと感じていただけに驚きを隠せませんでした(°_°)

これが男女の分かり合えない壁なのだろうか___!?とヘッダ側の心境で呑気な夫イエルゲンを眺める様に男性4人組を見つめたものでした。

 

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「ヘッダの破壊的な行動について_____。」

 

ヘッダという女には過激な顔が隠れています。同じ学校の下級生エルヴステード夫人のちぢれ髪に火をつけると発言したこともあり、エルヴステード本人からとても恐れられていました。

エイレルト・レェーヴボルクに銃口を突きつけた事も。(撃ちませんでしたが)

 

ヘッダは常に退屈していました。そして他人の人生を美しく一変させてみたいという願望を持っています。それは大抵とても悪い方向へです。その理由は、ヘッダがそれしか知らないからです。もっと詳しく言えば、ヘッダには秀でた才が何も無かったからです。

ヘッダは「美しく勇敢に」他人の人生を変える事に執着していました。それはまるで“エイレルト・レェーヴボルクを真人間に変えたエルヴステード夫人の様に”です。

私の予想ですが、ヘッダはとても嫉妬深くプライドは高いですが実は自己肯定感が低いのではないでしょうか。その裏付けにエイレルト・レェーヴボルクが自殺ではないと発覚した時、ヘッダは「私の触れたものは皆下劣な汚いものになってしまう..!」みたいな事を感情的に叫んでいます。

ヘッダはエルヴステード夫人のように誰かの背中を押したりアイデアを産む女神になることにはからっきしであり、壊す・燃やす・隠すことだけが彼女の持っている手段でした。イエルゲンがエルヴステードと親しそうにすることを最初から過剰に嫌悪していますし、エルヴステード夫人に対してかなり嫉妬心を募らせていた事でしょう。

 

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「ヘッダの性格______。」

しかしそんな過激な彼女ですが、性格はとても臆病な様です。銃を発砲はしても誰かを傷つけたことはありませんし、エルヴステードの髪ももちろん燃やしていません。やったのはエイレルト・レェーヴボルクの原稿をこっそり燃やした事だけです。しかもそれを知っていたのは自分にほの字な夫イエルゲンのみ。燃やした理由もイエルゲンのために燃やしたとそれっぽい理由をつけてまた隠しています。警察に捕まるかもしれないと知ったヘッダはとても恐怖している様子でしたし、あくまで高みの見物で人の人生を狂わせたかったのかもしれませんね。

 

 

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「ヘッダは本当は誰が好き_____?」

ヘッダは恋多き美しい娘です。登場人物の中ではエイレルト・レェーヴボルクに三角関係のブラック判事、そして夫イエルゲン。多種多様な殿方を虜にしています。

そんなモテモテのヘッダですが、誰に恋をしていたのでしょうか?

この答えはヘッダ自身にも分からないのかもしれません。しかし、私なりに憶測するのであれば夫イエルゲンを愛していたと思います。

正確には、「自分を愛しているイエルゲンを愛してる」といった感じでしょうか。

私の身の回りにも自滅的な恋愛をしており常に恋人のいるタイプの女性が最終的に真面目でおとなしい感じの男性と落ち着くという事が実によくあります。これはおそらく、いい加減穏やかな生活がしたい。安定が欲しい。という疲れ果てた結果であり、また、プライドの高い自分をチヤホヤしてくれて自己肯定感が満たされているため心に余裕が出来ることが理由なのではないでしょうか。

そんな女性達を見ていると、ヘッダがイエルゲンと結婚した事になんの不思議もありません。

最終的にはそのイエルゲンがヘッダの自殺の引き金になる訳ですが__。

 

 

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「ヘッダ自殺の理由_____。」

ヘッダの自殺の引き金ですが、これは私が思うにブラック判事ではなくイエルゲンの言動にあったと思います。イエルゲンはエイレルト・レェーヴボルクと2人きりになる事を“良くない”と心配していたにもかかわらず、エルヴステード夫人との仕事に夢中になっていた時には全く興味がないといった様子でブラック判事に相手してもらえと言い退けています。これはエルヴステードに対して嫉妬心を抱いていたヘッダの高いプライドをへし折りました。そして最後は2人の仲をいっそ取り持つような仕草を見せ、己の無力さに涙を流し、銃口で自身を撃ち抜きました。

この時、ヘッダはこめかみを撃ったのでしょうか?胸を撃ったのでしょうか?もはや分かりません。

 

 

以上が私のヘッダに関する心理的な考察です✴︎私は新人会さんでのヘッダ・ガーブレルしか見たことはありませんがこの物語を見て余韻がすごく残っています。本当に素晴らしい舞台でした^ ^

 

ブログの初投稿に相応わしいオトナの東京散策でした.・。